砂の丘に立つ、緑のジャケットと黄色いパンツの旅人の後ろ姿。遠くにピラミッド
JOURNEY TO EGYPT

エジプトを旅するコレクション──2026年プレフォールと秋冬

2026年のプレフォールと秋冬は、エジプトが舞台。神話と宇宙から、カイロの日常へ。公式サイトの説明で、二つのコレクションの違いと、服の見どころを読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.10.17 | 更新 2026.10.19 | 読了 2分 イメージ画像(AI生成):エジプトの旅のイメージ(実在の人物ではありません)
旅が、服になる。
行き先は、神話から、カフェのテーブルへ。

旅の物語

CASABLANCA は、旅への愛を、ブランドの核にしている。2026年は、プレフォールから秋冬まで、エジプトが舞台になった。

2026年プレフォール 神話と宇宙

プレフォールのシルクは、エジプトの豊かな視覚言語を、アートワークに置き換えた。天体の象徴、鮮やかな色、グラフィックのモチーフが、ブランドの世界の洗練された表現になる。シャツごとの絵柄は、「シルクのシャツ」の記事で読める。

2026年秋冬 カイロの日常

カルネ・ド・ヴォヤージュ(旅の手帖)

2026年秋冬は、「Carnet de Voyage(旅の手帖)」と題された。若い旅人の目で見た、カイロの視覚日記である。写真家のテオ・リューが、現地で撮影した。神話や宇宙論から、日々の暮らしへと、視点が移る。

夕暮れの路地を歩く、赤いニットと青いパンツの旅人の後ろ姿
イメージ画像(AI生成):カイロの路地のイメージ(実在の場所ではありません)

対比がつくる服

ドキュメンタリー写真のような、率直さと親密さが、コレクションの空気である。鋭い仕立てが、プリントのシルク、スポーツウェア、ジャージーと並ぶ。ブランドの色のグラデーションが、日常の風景を、鮮やかにする。

  • セレスティアル・ピラミッドのウール・ヴァーシティジャケット:フェルトのウールと、革の袖。刺しゅうのモチーフが、コレクションの絵を受け継ぐ
  • ワッフルステッチのポロ:日常の一枚を、ウールで
  • コットンのモノグラム・ニット:軽い重ね着に
  • テニスクラブ・アイコンTシャツ:テニスのアートワークが、シルクとジャージーの間を行き来する

エジプトのカフェ文化

もう一つの面は、屋外のエスプレッソ、チェス、控えめな日々の儀式である。ウールのストライプのポロ、チェックのニット、黒のレザーのミュールが、カフェの装いをつくる。「カフェ・ストライプ・ジャカード・モノグラム」のトラックスーツは、パネルのストライプと無地の色を、控えめなジャカードのモノグラムで引き立てる。スポーツウェアを、カフェと街に連れ出す一着である。

屋外のカフェで、チェスをする二人の後ろ姿。青いポロと、オレンジのジャケット
イメージ画像(AI生成):カフェの日常のイメージ(実在の人物ではありません)

旅から見る

二つのコレクションは、同じ土地を、違う目で見ている。プレフォールは、神話と宇宙の、物語。秋冬は、日常の、実感。服を選ぶときも、「物語」を着るのか、「日常」を着るのかで、選び方が変わる。旅のようにして、服を選ぶのも、このブランドらしい楽しみ方だと思う。

要点

POINTS
  • 2026年は、プレフォールから秋冬まで、エジプトが舞台になった。
  • プレフォールは神話と宇宙、秋冬は「Carnet de Voyage」で、写真家テオ・リューが撮った、カイロの日常である。
  • 二つのコレクションは、同じ土地を、違う目で見ている。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:CASABLANCA 公式サイト「Autumn-Winter 2026: Carnet de Voyage」 https://casablancaparis.com/blogs/casa-world/autumn-winter-2026-campaign CASABLANCA 公式サイト「The Art of Silk: Pre-Fall 2026」 https://casablancaparis.com/blogs/casa-world/the-art-of-silk-pf26 CASABLANCA 公式サイト「Casa World」 https://casablancaparis.com/blogs/casa-world (確認日:2026年10月16日)

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