アナグラム
印章から
1970年に、デザイナーのビセンテ・ベラが、LOEWE の「アナグラム」を考えた。四つの「L」を組み合わせた、モチーフである。公式の沿革によれば、これは、かつてブランドが、上質な革にエンボスをかけるために使っていた印章から、着想を得たものだ。

名前その物は、工房を買い取ったエンリケ・ロエベ・ロスバーグの姓である。ドイツ語で、「ライオン」を意味する。公式の紹介ページは、この名前の由来を、1872年にさかのぼると書いている。屋号と、革の印と、アナグラムが、繋がっている。
On のロゴの中に
2024年5月17日に発表された、LOEWE と On の初めてのアパレルのコレクションには、共同のロゴが付いた。LOEWE のアナグラムの二つの「L」が、On の文字の間に収まる形だと、公式のリリースは説明している。
パズルバッグ
2015 すぐに、アイコンへ
パズルバッグは、2015年に登場した。公式の沿革は、すぐに LOEWE のアイコンになったと書いている。75枚の革のパーツからなる、立方体のような独特の構造が特徴で、サイズ、色、革、アレンジが、数多く展開された。

確認できた範囲
公式の沿革に書かれているのは、2015年に登場したこと、75枚の革のパーツからなること、立方体のような構造であることである。LOEWE の日本の公式サイトの商品ページは、派生の「パズルエッジ」を、独特の幾何学的なデザインと、四方体のフォルムが特徴で、クラシックな構造とは異なり、シングルステッチのラインが入った革のピースを重ね合わせたもの、と説明している。
スモールは、ショルダー、クロスボディ、ハンドキャリーができ、ストラップは着脱と調節ができる。内側は、ヘリンボーン柄のコットンキャンバスの裏地で、アナグラムのエンボスが入り、スペインでつくられている。大きさは、幅24cm、高さ16.5cm、奥行き10.5cmである。クラシックなパズルバッグの、折り方や持ち方の数は、公式の商品ページで確認できていないので、書いていない。
しるしから見る
アナグラムは、革に押す印からできたロゴで、パズルバッグは、革のパーツを組んだ構造その物が、見た目になっている。二つに共通するのは、どちらも、革を扱う技術から、しるしが生まれたことだ。大きな文字のロゴよりも、革の仕事に目を向けると、LOEWE が見えてくる。


