3人が始めたブランド
公式サイトの紹介
公式サイトの Info は、OUR LEGACY を、ストックホルムを拠点にする独立系のファッションブランドで、2005年に、ヨッコム・ハリン(Jockum Hallin)、クリストファー・ナイング(Cristopher Nying)、リカルドス・クラレン(Richardos Klarén)が創業した、と紹介している。
独自に開発した生地を、定番の形に使うことで知られ、熱心な支持者を集めてきた、とも書いている。メンズとウィメンズの既製服があり、季節ごとの主題を、細部へのこだわりと、素材の再利用で探る、という。

創業年の違い
Grailed の記事は、創業を2004年としているが、公式サイトは、2005年と書いている。この記事では、公式サイトに合わせて、2005年とする。
始まりのTシャツ
Grailed の記事によれば、2005年に、ハリンとナイングが最初に発表した商品は、バンドのグッズに着想を得た、Tシャツだった。自分たちが着たい服が見つからず、「最高に完璧なTシャツ」を目指した、という。
サンプルは、ナイングの父の仕事場で刷り、イタリアのフィレンツェで、最初の生産を行い、スポーツバッグに入れて、車で、オスロやコペンハーゲンの店を回った。最初のコレクションを扱った店は、10店ほどだったと、ハリンは話している。

最初のコレクションと、店
Grailed の記事によれば、2007年に、ストックホルムで Acne Studios の営業をしていたクラレンが、3人目の共同オーナーとして加わった(公式サイトは、3人を創業者としている)。
同じ年に、ポルトガルで、40〜50点ほどの最初のサンプルコレクションを作り、シャツ、チノ、ニット、軽いスーツ、コートなどを揃えた。翌年の2008年には、ストックホルムのセーデルマルム地区に、最初の旗艦店を開いた、という。
2012年の転機
Hypebeast が伝える、ハリンの話によれば、ブランドの名前は、前の世代の遺産を、自分たちの時代に合わせて取り入れる、という考えから付いた。やがて、周りに分類されるようになり、2012年頃に、1年ほど休んで、より自由に動けるようにしたという。
その後は、より進歩的な方向へ進んだ、とハリンは語っている。Grailed の記事も、2012年が、ブランドの方向を変えた年だったと書き、同じ年に、ヨーテボリの店と、ストックホルムの新しい旗艦店ができた、としている。
今
公式サイトには、ストックホルム、ロンドン、ベルリン、パリ、東京(渋谷パルコ)、ソウル、釜山、上海などの店が並ぶ。上海の店は、ナイングが設計し、1階は博物館の売店、2階は工事現場のような雰囲気で、コンクリートや鉄、再生木材などで、粗い質感を作った、と公式サイトは書いている。
2024年11月には、LVMH Luxury Ventures が、少数株主として出資したと、Vogue Scandinavia が伝えている。
ブランドは、新しい市場への進出と、主要都市での旗艦店の出店などに使う、という声明を出し、クラレンは、同社の CEO として、世界的なデザイナーブランドになる道を支える、と述べた。2023年6月に終わる会計年度の売上は、前年より80%増えて、3,000万ユーロだったと、ブランドは話している。
手に取るなら
入り口は、定番のジーンズ「Third Cut」と、チノ、Tシャツなど、定番のコレクションが分かりやすい。創業者の人物像、独自の生地と WORK SHOP の考え方、定番の服、協業のことは、別の記事で読める。


