別の場面の部品
Fashion Press は、INNERRAUM を、モータースポーツで使うプロテクターなど、別の文脈で使われる部品を組み合わせて物を作るブランドと説明する。FASHIONSNAP も、モータースポーツのプロテクターやハーネスなどの部品を、異なる背景の素材と合わせ、解体、再構築、再配置する、と書く。
形
Rawlooks は、ポーチやバッグの形を、2000年前後の工業デザインに通じる、ふくらんだ、有機的な形に、機能的な服のディテールと、鎧のようなポリマーの板を合わせたものと説明する。外側は、組み合わさる板を、装飾的な金具で留めた作りで、中は、薄く綿を入れたメッシュの裏地。
締め具合
Rawlooks によれば、革のストラップと、ラチェットの金具で、締め具合を調節できる。Fashion Press が伝える2025年春夏のバッグでは、ストラップは、工業用のハーネスのようで、「INNERRAUM」と書かれた樹脂のチャームに、パンクな金属の輪が付く。

殻としてのバッグ
INNERRAUM の公式サイトの About は、バッグを、組み合わされた殻、持ち物と体験の入れ物と説明する。身体が部分の集まりであるように、物体も部分の集まりで、身体の延長として体験される、という考えである。
素材と、組み立て
Rawlooks によれば、高品質な再生素材を使い、イタリアで手作業で組み立てる。製造は、Plant-for-the-Planet を通じて、気候中立だと、同じ記事は説明している。
見方
バッグの形をした彫刻、と呼びたくなる見た目だが、ブランドは、それを「物体」と呼ぶ。部品の由来が、見た目の強さを生んでいる。

