白い壁に写真が飾られた、静かな現代アートのギャラリー
THE DESIGNER

ジョニー・ヨハンソンという人──アートと音楽から、服へ

Acne Studios のクリエイティブ・ディレクター、ジョニー・ヨハンソン。インタビューの言葉から、服づくりの考え方をたどる。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.10.17 | 更新 2026.10.23 | 読了 2分 イメージ画像(AI生成):現代アートのギャラリーのイメージ
服を、一つの「主張」にしない。
ヨハンソンの服づくりは、そこから始まる。

どんな人か

ジョニー・ヨハンソンは、Acne Studios の共同創業者で、現在はクリエイティブ・ディレクターを務める。Numéro は、アート、写真、音楽に情熱を持ち、現代文化への愛を、そのまま創作に注ぎ込んでいる人、と紹介している。

窓辺の棚に並ぶレコードと写真集
イメージ画像(AI生成):音楽と写真への関心のイメージ

考え方

制服を作らない

インタビューでヨハンソンは、自己完結した概念や、制服のような物を、広めるつもりはなかったと話している。客が、自分の持っている他の服と、混ぜて着るのを、想像している。

グレー、ネイビー、クリーム色の服が掛かった、シンプルなラック
イメージ画像(AI生成):手持ちの服に混ぜて着るイメージ

機能的な服に、一捻り

このブランドの特徴は、機能的な服を、ボリュームと色で、独自に解釈し直すことだ。ヨハンソンも、インタビューで、その通りだと答えている。

正直であること

ヨハンソンは、人気の理由を、大きな集まりの中でも、柔軟でいられたこと、そして、価格を、服の製造費に応じてつけていることだと語る。有名人にお金を払って着てもらったことはない、とも述べている。

鞄は、後から

鞄は、2016年春夏のランウェイで、初めて発表された。ヨハンソンは、流行の「イット・バッグ」への違和感があり、鞄を作るなら、ブランドの方法に合うものにしたかった。「ロープ・バッグ」は、服のボリュームを減らす実験のなかで、スタジオにあったロープを、ストラップにしたことから生まれた。服が先にあって、鞄は、その延長にある、という順番が分かる話である。

服から見る

ヨハンソンの話は、「新しさ」より、「少し違う視点」を大事にしているように聞こえる。服を選ぶときも、目立つ一着より、手持ちの服に混ぜやすい一着を探すと、ブランドの考え方に近付けると思う。

要点

POINTS
  • ジョニー・ヨハンソンは、Acne Studios の共同創業者で、現在はクリエイティブ・ディレクターを務める。
  • 制服のような物を広めるつもりはなく、客が、手持ちの服と混ぜて着ることを想像している。
  • 鞄は2016年春夏に初めて発表された。服が先にあり、鞄は、その延長にある。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:Numéro「A Meeting with the founder of Acne Studios, Jonny Johansson」 https://numero.com/en/non-classifiee-2/a-meeting-with-the-founder-of-acne-studios-jonny-johansson/ Wikipedia(英語版)「Acne Studios」 https://en.wikipedia.org/wiki/Acne_Studios (確認日:2026年10月13日)

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