灰色の羽目板の壁と窓のあるアトリエで、卓上に広げた白い仮縫い布と、布をまとったボディ、赤い糸巻き
SINCE 1946

Dior、1946年にパリで始まった、ニュー・ルックから現在までの歩み

1946年12月16日に、クリスチャン・ディオールが、パリのモンテーニュ通り30番地に開いた Dior。1947年のニュー・ルック、1957年の創業者の死、1984年の取得、そして、2025年のジョナサン・アンダーソンまで。公式の沿革から読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.11.01 イメージ画像(AI生成):パリのアトリエのイメージ(実在の場所ではありません)
一つの服の形が、時代の名になった。
その家は、今も、同じ住所で、続いている。

始まり

1946年、モンテーニュ通り30番地

Dior の公式の沿革によれば、クリスチャン・ディオールと実業家のマルセル・ブサックは、力を合わせて、クリスチャン・ディオールのクチュールの家を作った。1946年12月16日に、パリのモンテーニュ通り30番地に開き、アトリエは3つ、人は85人だった。Precious によれば、ディオールは、直前に、別の店から芸術監督の話があったが、断って、自分の名で始めた。

霧の朝の、人のいないパリの大通りと、淡い石造りの建物、鉄の手すりのバルコニー
イメージ画像(AI生成):パリの通りのイメージ(実在の場所ではありません)

ニュー・ルック

1947年2月12日

公式の沿革によれば、最初のコレクション(1947年春夏)は、2月12日に、モンテーニュ通り30番地のサロンで発表された。ハーパーズ バザーの編集長 Carmel Snow は、「あなたの服は、なんて新しい形(New Look)なのでしょう」と言った。服の形は、別の記事で読める。

創業者の死

1957年

公式の沿革は、クリスチャン・ディオールが、1957年10月24日の夜に、イタリアのモンテカティーニで、心臓発作で亡くなったと書く。本人の意向に沿い、イヴ・サンローランが、クリエイティブ・ディレクターに就いた。その後のディレクターたちは、別の記事で読める。

灰色のウールの布の上に、布で包んだボタンの小皿と、並んだ針、金色の細い糸
イメージ画像(AI生成):仕立ての道具のイメージ(実在の商品ではありません)

LVMH のもとで

1984年から

Wikipedia によれば、1984年12月に、ベルナール・アルノーの投資グループが、象徴的な1フランで、会社を取得した。1985年に、アルノーが会長兼 CEO に就いた。1995年に、オートクチュールの部門が、子会社の Christian Dior Couture として分かれた。2023年には、デルフィーヌ・アルノーが、会長兼 CEO に就いた(Wikipedia)。LVMH の公式ページも、デルフィーヌ・アルノーを、クリスチャン ディオールの CEO と書く。

70周年と、La Galerie Dior

公式の沿革によれば、2017年に、創業70周年の展覧会「Christian Dior: Designer of Dreams」が、パリの装飾美術館で開き、その後、世界を巡った。2022年には、生まれた場所のモンテーニュ通り30番地に、La Galerie Dior が開いた。

2025年

FASHIONSNAP によれば、2025年4月17日に、ジョナサン・アンダーソンがメンズのアーティスティック・ディレクターに、6月2日に、ウィメンズとオートクチュールのクリエイティブ・ディレクターに起用された。公式の沿革も、アンダーソンを、創業者以来、全てのコレクションを手掛ける初めてのクリエイティブ・ディレクターと書く。

今、読むなら

創業者の歩み、ニュー・ルックとバー、歴代のディレクター、2026年の今は、別の記事で読める。

要点

POINTS
  • 1946年12月16日に、ディオールが、実業家マルセル・ブサックと、モンテーニュ通り30番地の家を開き、1947年2月12日に、最初のコレクションを発表した。これが「ニュー・ルック」と呼ばれた(Dior 公式の沿革)。
  • 1957年10月24日に創業者が亡くなり、イヴ・サンローランが後を継いだ。1984年12月に、ベルナール・アルノーのグループが会社を取得した(Dior 公式、Wikipedia)。
  • 2025年に、ジョナサン・アンダーソンが、メンズ、ウィメンズ、オートクチュールの全てを率いる体制になった。創業者以来、初めてである(Dior 公式の沿革、FASHIONSNAP)。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:Dior「History」(La Galerie Dior) https://www.galeriedior.com/en/history Dior「The New Look」 https://www.dior.com/en_us/one/the-new-look LVMH「Christian Dior」 https://www.lvmh.com/en/our-maisons/fashion-leather-good/christian-dior Wikipedia「Dior」(経営の年) https://en.wikipedia.org/wiki/Dior FASHIONSNAP「ジョナサン・アンダーソンが、ディオールのウィメンズとオートクチュールのクリエイティブ・ディレクターに」(2025年6月2日) https://www.fashionsnap.com/article/2025-06-02/dior-jonathan-womens-couture/ FASHIONSNAP「マリア・グラツィア・キウリが、ディオールを退任」(2025年5月29日) https://www.fashionsnap.com/article/2025-05-29/chiuri-resignation/ (確認日:2026年10月27日。Dior の公式の沿革(La Galerie Dior のサイト)を、ブラウザ画面で読み、年と出来事を合わせた。経営の年(1984年の取得など)は、公式の沿革に書かれておらず、Wikipedia に拠る)

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