ジッパーとステッチのある、黒い高密度ナイロンの生地
BALLISTIC NYLON

黒いナイロンのバッグ──バリスティックナイロンが、トゥミの顔になるまで

1980年代、オールブラックのバリスティックナイロン製トラベルバッグが、ブランドの成長の礎になった。素材と、その後の進化を、公式サイトの説明で読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.10.17 | 更新 2026.10.23 | 読了 2分 イメージ画像(AI生成):黒いナイロンのイメージ(特定の商品ではありません)
革ではなく、黒いナイロン。
その選択が、旅のバッグの常識を変えた。

1980年代の転機

トゥミは、もともと、南米の革のバッグを輸入する会社だった。1980年代に発表した、ソフトで機能性に優れた、オールブラックの革新的なバリスティックナイロン製トラベルバッグの成功が、成長の礎になった。

1983

年表では、1983年に、バリスティックナイロン製のトラベルバッグと、キャリーオンのガーメントバッグを発表している。この年に、ラゲージ業界のリーディングデザインカンパニーとしての地位を築いた。

1986 ソフトなブリーフケース

1986年には、カジュアルで機能的なソフトブリーフケースが、当時のビジネスバッグの常識を変え、新しいカテゴリーとして、ブランドの認知を広げた。

FXT®バリスティックナイロン

今の代表コレクション「Alpha」には、「FXT®バリスティックナイロン」という、独自の素材が使われている。高密度のナイロンに、特殊なコーティングを施した素材で、摩耗や引き裂きに強く、日常使いから長期の出張まで、様々な環境で高い耐久性を発揮する。

黒いナイロンの糸が巻かれた、織物工場の機械
イメージ画像(AI生成):ナイロンの織りのイメージ

素材の更新

2026年1月、「Alpha」がスタイルを新しくした。本体は、FXT®バリスティックナイロンのままで、内装のライニングに、再生ペットボトルを使った、耐久性の高いrPET素材を採用している。同じ素材を守りながら、中身をアップデートする、という進め方である。

黒い鞄の見方

黒いナイロンのバッグは、一見すると地味だが、傷や汚れが目立ちにくく、スーツにも、普段着にも合わせやすい。旅や通勤で、毎日のように使う道具として、考え抜かれた選択だったと思う。

空港の窓辺に置かれた、黒いキャリーバッグとブリーフケース
イメージ画像(AI生成):旅の荷物のイメージ(特定の商品ではありません)
  • 耐久性:摩耗や引き裂きに強い素材として説明されている
  • 合わせやすさ:黒は、服を選ばない
  • 手入れ:革に比べ、汚れを気にしすぎずに使える(ただし、使い方によって異なる)

要点

POINTS
  • 1983年にバリスティックナイロン製のトラベルバッグ、1986年にソフトなブリーフケースを発表した。
  • Alpha には、独自素材の FXT®バリスティックナイロンが使われ、2026年1月からは、内装に rPET 素材が加わった。
  • 黒いナイロンは、傷や汚れが目立ちにくく、スーツにも普段着にも合わせやすい。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:TUMI 公式サイト「TUMI Story」 https://www.tumi.co.jp/stories.html TUMI 公式サイト「TUMI ALPHA」 https://www.tumi.co.jp/collections/alpha/ TUMI 公式サイト「ニュース:TUMI ALPHAがスタイルを刷新」 https://www.tumi.co.jp/news-detail?id=news-tumi-jp-2026-01-19-tumi-alpha-reinvents-its-style (公式サイトの確認日:2026年10月14日)

CONTINUE READING