年表に並ぶ工夫
トゥミの年表には、製品だけでなく、旅の仕組みの発表が、たくさん並んでいる。ここでは、その主な物を、年の順に見ていく。

1990年代
- 1993年:「ホイール・ア・ウェイ」。インラインスケート仕様のホイールや伸縮式ハンドルなどを備えた、キャスター付きのラゲージ
- 1994年:「トライ-フォールド・ガーメントバッグ」
- 1996年:特許取得の「スウィベル・プラットフォーム」のスナップフック
- 1997年:特許取得の「セーフケース」。衝撃吸収性のあるネオプレン素材で、コンピューターをバッグの中で、ゆりかごのように浮かせる「スリング・サスペンション・システム」を搭載したブリーフケース
- 1998年:フックつきの「アド・ア・バッグ・ストラップ」。マチを広げる「エクスパンション・システム」
2000年代
- 2002年:特許取得の「オメガ・クロージャー・システム」
- 2003年:特許取得の「スウィベル・ピボット・ハンドル」
- 2004年:ラゲージの、一体型のホイールシステムの特許を取得
- 2005年:エレクトロニック・トラベルアクセサリーの発売
旅の安心も、設計の一部
1999年には、「トレイサー・プログラム」を始めている。紛失したり盗まれたりしたバッグを、持ち主に戻す手伝いをする、トゥミ独自のプログラムである。製品に取り付けられたメタルプレートの番号で、持ち主を照会する仕組みだ。詳しくは、別の記事で読む。
素材も、更新する
2016年には、トゥミ初のアルミニウム製キャリーケース「19 Degree」が出た。2020年には、リサイクル素材を使った、初のハードケースのコレクション「V4」が、2021年には、「19 Degree」のポリカーボネート製ラゲージに、リサイクル素材を製品全体の90%以上採用した、と年表にある。
年表を読む
年表の工夫には、ハンドル、ホイール、ストラップなど、「持つ」「運ぶ」「繋ぐ」ための仕組みが、多い。見た目の新しさより、使う人の動きから考えてきたブランドだと思う。バッグを選ぶときは、金具、ハンドル、ポケットなど、小さな仕組みに注目すると、トゥミらしさが見えてくる。



