協業の考え方
Cultured のインタビューで、ウィリアムズは、自分たちには作れない製品を作るブランドに声をかけ、そこから学ぶと話している。協業は、長く続け、製品を育てて、新しい場所へ持っていくのが好きだ、とも語る。大手の Nike や Moncler だけでなく、伝統のある Mackintosh や、職人的な靴のブランド Guidi とも組んでいる、と Cultured は書いている。
Nike
Sneaker Freaker によれば、最初の協業は、2018年6月に公開された、テックウェアのスニーカー「S19-Nike-MMW」で、複数の生地のアッパー、実用的なストラップ、戦術用のゴムのソール、革のパネルが付く。発売は、7月12日の予定だった。Hypebae は、同じ時期に、Nike との、トレーニングのコレクションがあったことも伝えている。
Dior
FZINE によれば、2019年春夏の Dior Men で、キム・ジョーンズが、ウィリアムズに、ブランドの金具を、Saddle バッグ、ベルト、キャップに使うことを頼んだ。ロールコースター・バックルは、Dior のイニシャルを入れて、使われた。
Moncler
FashionNetwork によれば、2021年11月10日に発表された「6 Moncler 1017 ALYX 9SM」は、Moncler Genius と、ウィリアムズの、3度目の協業である。
光沢のある、ラッカー加工のナイロンのダウンと、マットな白い綿の対比、キルティングに通した鎖、革のズボン、ラグソールのブーツ、金属のブレスレットなどが並ぶ。The Impression によれば、ウィリアムズは、服を縫ってから染める研究を、ダウンに応用し、再生ナイロンや、光沢と、マットの組み合わせを使った。

Audemars Piguet
Luxury Tribune によれば、2023年8月24日に、Audemars Piguet は、1017 ALYX 9SM との協業を発表した。金の Royal Oak と Royal Oak Offshore で、文字盤には、両ブランドのロゴだけが入り、極めて簡素な作りである。
発売を記念して、東京で、唯一の1本のオークションが開かれた。Audemars Piguet のマネージング・ディレクターは、Royal Oak と Royal Oak Offshore を、同時に仕立てたのは、初めてだと述べている。
最初のショーでの協業
FashionNetwork によれば、2018年6月のショーでは、Vibram が作った、スニーカーやブーツにかぶせる、鋲付きのゴムのカバーなど、複数の協業も、同時に発表された。

見方
協業の相手は、スポーツ、アウトドア、ファッションの老舗、時計と、広い。共通するのは、相手の得意な技術を、ブランドの言葉で作り直すことだ。ブランドの歴史は、別の記事で読める。


