ジム・ジャナード
「黙って売れ」と言われて
Oakley 公式の「Heritage」ページは、創業者のジェームズ(ジム)・ジャナードを、オートバイの部品の販売会社で働いていた、起業家精神のある青年として紹介する。彼は、「黙って売れ」と言われ続けることに飽きていた。1975年に、営業の仕事を離れ、自分の考えを形にし始めた。名は、飼っていたイングリッシュ・セッターの Oakley Anne から取った。公式は、これを、「世界が知る、もっとも象徴的なスポーツアイウェアの会社」へと育つ旅の始まりと書く。
WWD JAPAN も、ジャナードを、モトクロスを趣味とし、オートバイの部品を売っていた人と書く。自作したスポーツ用のサングラスが、1984年のアイウエア分野への進出の端緒になった、とも伝える。
マシュー・M・ウィリアムズ
2026年3月、新しい役職
Hypebeast JP によれば、Oakley は、2026年3月26日(現地時間)、マシュー・M・ウィリアムズを、アパレル、フットウェア、アクセサリー(AFA)部門のクリエイティブ・ディレクターに任命したと発表した。伝統的なパフォーマンス志向を受け継ぎながら、ライフスタイルを重視する新しい時代へ導く役割で、チーフ・ビジョナリー・オフィサーのトラヴィス・スコットと、緊密に協働する。
WWD JAPAN は、この人事の狙いを、AFA を、中核のアイウエアと同等か、それ以上に広げることと書く。グローバル・プレジデントのカイオ・アマトは、ウィリアムズが、デザインだけでなく、ビジネスにも、各国の文化のニュアンスにも通じていることを理由に挙げた。

ウィリアムズの経歴
WWD JAPAN によれば、ウィリアムズは、1985年にシカゴで生まれ、カリフォルニアのピズモビーチで育った。服のデザインの技術は、独学で身につけた。Alexander McQueen で経験を積み、2015年に、娘の名を冠した「ALYX」(2018年に、現在の1017 ALYX 9SM に改称)を始めた。2020年6月から2023年12月までは、GIVENCHY のクリエイティブ・ディレクターだった。2023年11月に、1017 ALYX 9SM の過半の株を、香港の起業家エイドリアン・チェンに売り、2025年6月には、自身の名を冠した新しいプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトは、今後も続くという。
本人は、WWD JAPAN に、サッカーをやっていた子どものころから Oakley のファンだったので、誘いを受けて、すぐに引き受けた、と話している。Hypebeast JP も、カリフォルニアで育った彼にとって、Oakley は、幼いころから身近な存在だったと伝える。
これから
最初の品はいつか
WWD JAPAN によれば、ウィリアムズによる品は、早ければ6か月後に一部を発売する可能性があり、全体像は、1年から1年半で明らかになるという(2026年3月の時点)。2026年11月の今、最初の品が出たかは、この記事では確認できていない。公式サイトの発表を、見てほしい。ウィリアムズと GIVENCHY の関わりは、GIVENCHY の記事で読める。


