仕組み
FashionUnited によれば、ゴルチエは、2020年に、ツイートで、ショーから引退した後の、ブランドの続け方を発表した。毎シーズン、一人のデザイナーに、オートクチュールのスタジオを任せる。ゴルチエは、「毎シーズン、デザイナーを一人招き、メゾンのコードを解釈してもらう」と述べた。オートクチュールは、パリのオートクチュール週間に、年2回、発表される。

8人
FashionUnited の一覧は、次の通りである。
- 阿部千登勢(sacai):2021年秋冬。2020年7月に発表
- グレン・マーティンス(当時、Maison Margiela):2022年春夏。2022年1月
- Olivier Rousteing(Balmain):2022年秋冬
- Haider Ackermann:2023年春夏。2023年1月
- Julien Dossena(Paco Rabanne):2023年秋冬
- Simone Rocha:2024年春夏。2024年1月
- Nicolas Di Felice(Courrèges):2024年秋冬。2024年6月
- Ludovic de Saint Sernin:2025年春夏
最初の一人、阿部千登勢
FashionUnited は、阿部千登勢を、最も尊敬される日本のデザイナーの一人と紹介する。コム デ ギャルソンで、川久保玲のもとで学び、渡辺淳弥と仕事をした後、約20年前に、自分のブランドを始めた。切って、継ぎ合わせる、独自の仕立てが、評価されている。ゴルチエは、阿部と、協力者たちが着る青いつなぎを着て、パリの本社の屋上で、写真に収まった。

2022年、グレン・マーティンス
FASHIONSNAP によれば、グレン・マーティンスは、2022年春夏のオートクチュールを、ゴルチエの遺産と、サヴォアフェールへの祝福と位置づけた。腰に深い「Y」の線の入った、体に沿うドレスや、サンゴ礁の飾りのついた、マリニエール風のニットが並んだ。終演の舞台に、ゴルチエが現れ、マーティンスを抱きしめ、元の弟子を、称えた。同誌は、マーティンスが、2008年頃に、ゴルチエのウィメンズのプレコレクションと、メンズの G2 で、ジュニアデザイナーを務めたと書く。
ゲストの時代の終わり
FashionUnited によれば、デュラン・ランティンクが、永続的なクリエイティブ・ディレクターに就いたことで、このゲストデザイナーの実験の章は、閉じた。Puig は、この時代を、「共同の時代」と呼んでいる。
見方
8人は、年代も、拠点も、服の語り口も、違う。同じゴルチエの暗号を、それぞれの手で、読み替えた。


