北東イングランドの港を見下ろす窓辺の古い木の作業台に、ワックスの缶、オリーブ色の布、ブラシ、タータンの布が置かれた様子
SINCE 1894

Barbour、1894年にサウス・シールズで始まった、ワックスドコットンの家の歩み

1894年に、スコットランド人の John Barbour が、イングランド北東部のサウス・シールズで始めた Barbour。1908年の通信販売、1936年のインターナショナル、1974年の王室御用達、1980年代の Bedale と Beaufort、そして5代目の今まで。歩みを、公式サイトの沿革から読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.11.01 イメージ画像(AI生成):港の作業台のイメージ(実在の場所ではありません)
港町の雨具が、130年を超えて、
同じ町の工場で、手で作られ続けている。

始まり

1894年、サウス・シールズ

Barbour 公式の沿革によれば、1894年に、スコットランド人の John Barbour が、イングランド北東部のサウス・シールズに店を構え、増えていた船乗り、漁師、水夫のために、オイルスキンなどの服を供給した。物語は、サウス・シールズのマーケット・プレイスから始まった。

曇り空の下、石の桟橋が灰色の海へ伸び、浜辺に古い木の小屋とオリーブ色の布がある海辺
イメージ画像(AI生成):北東イングランドの海辺のイメージ(実在の場所ではありません)

通信販売

1908年

公式の沿革によれば、1908年に、2代目の Malcolm Barbour が、最初の通信販売のカタログを作った。1917年には、カタログが事業のほぼ75%を占め、チリ、南アフリカ、香港、フォークランド諸島などの海外からも注文が来た。再ワックスと修理が、カタログに初めて載ったのは、1921年である。

インターナショナル

1936年

公式の沿革によれば、3代目の Duncan Barbour は、バイクを愛し、1936年に、ワンピースのバイク用スーツ「インターナショナル」を出した。名は、そのために作られた、国際六日間トライアル(International Six Day Trials)から取った。詳しくは、別の記事で読める。

王室御用達

1974年から

公式の沿革によれば、1974年に、エディンバラ公から最初のロイヤルワラントを受けた。1982年に女王、1987年にウェールズ公(のちの国王)からも受け、ウェールズ公のワラントは、2023年に国王になるまで持った。2024年5月には、国王から、アウターウェア、衣服、靴、アクセサリーの製造者としての、ロイヤルワラントを受けた。

濃い茶色のワックスを入れた丸い缶と木のへら、オリーブ色の布が置かれた古い木の机
イメージ画像(AI生成):ワックスの缶のイメージ(実在の商品ではありません)

Bedale と Beaufort

1980年代

公式の沿革によれば、1980年に、Margaret Barbour が、乗馬のための、軽くて棘に強い短い上着、Bedale を設計した。1981年に、サウス・シールズの Simonside の新しい工場に移り、今もそこにある。1983年に、Margaret が設計した Beaufort が、ラインに初めて入った。田園での用途のために作られたが、今は、街でも田舎でも着られている。

今

公式の沿革によれば、130年を超えた今も、5代目の家族の会社で、本社は、北東部にある。世界の55か国以上で売られる(2026年)。人物、ワックスドコットン、インターナショナル、日本での広がり、2026年の今は、別の記事で読める。

要点

POINTS
  • 1894年に、John Barbour が、サウス・シールズのマーケット・プレイスで、船乗りや漁師のために、オイルスキンの服を扱い始めた。1908年に、最初の通信販売のカタログを作った(Barbour 公式)。
  • 1974年に、エディンバラ公から最初のロイヤルワラントを受け、1982年に女王、1987年にチャールズ皇太子(のちの国王)が続いた。2024年5月には、国王からも受けた(Barbour 公式)。
  • 今も、5代目の家族の会社で、本社と工場は、サウス・シールズの Simonside にある。Bedale と Beaufort は、そこで手作業で作られる(Barbour 公式)。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:Barbour 公式「A History of J Barbour and Sons」 https://www.barbour.com/gb/our-history.html Barbour 公式「A History of Barbour International」 https://www.barbour.com/gb/barbour-international-history.html Wikipedia「Barbour (company)」(年の補足) https://en.wikipedia.org/wiki/Barbour_(company) (確認日:2026年10月27日。Barbour の公式サイトの沿革を、ブラウザ画面で読んだ。ロイヤルワラントの最初の年は、Precious が1971年と書くが、公式と Wikipedia は1974年で一致するため、1974年とした。創業時の商品を、Wikipedia は「オイルクロスの輸入」と書くが、公式は「オイルスキンなどの服を供給」と書くため、公式に合わせた)

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