夕日に染まる砂漠のモトクロスコースと、木箱の上の黒い上着と手袋
SINCE 1975

Oakley、1975年にカリフォルニアで始まった、グリップからアイウェアへの歩み

1975年に、ジム・ジャナードが、愛犬の名を冠して始めた Oakley。モトクロスのグリップとゴーグルから、1984年のサングラス、Frogskins、アパレルとフットウェア、2026年のクリエイティブ・ディレクターまで。歩みを、公式サイト、FASHIONSNAP、WWD JAPAN から読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.11.05 イメージ画像(AI生成):砂漠のモトクロスコースのイメージ(実在の場所、商品ではありません)
最初の商品は、サングラスではなかった。
モトクロスのグリップから、50年が始まった。

始まり

1975年、「言われ続けた」青年

Oakley 公式の「Heritage」ページによれば、ジェームズ(ジム)・ジャナードは、オートバイの部品の販売会社で働いていたが、「黙って売れ」と言われ続けることに飽きていた。1975年に、営業の仕事を離れて、自分の考えを形にし、自分のブランドを築き始めた。名は、飼っていたイングリッシュ・セッター(Oakley Anne)から取った、と公式は書く。

FASHIONSNAP は、創業の資金が約300ドルだったこと、最初はモトクロスのグリップを作っていたこと、その後に出したモトクロス用のゴーグルが、トップライダーの間で評判を呼び、徐々に、アイウェアのブランドとして知られるようになったことを書く。

1980年代

ゴーグルから、サングラスへ

Wikipedia によれば、1980年に、O-Frame という名のゴーグルを出した。ストラップに「Oakley」のロゴが入り、スポーツの世界で、名が知られていった。1983年にスキーのゴーグルを売り始め、1984年に、最初のサングラス「Factory Pilot Eyeshades」を出した。ゴーグルに似た、スポーツ向きのサングラスだった。1984年は、WWD JAPAN も、「84年にアイウエア分野に進出」と書き、年が一致する。

1970年代のカリフォルニアの車庫にある、オートバイのグリップと工具が置かれた作業台
イメージ画像(AI生成):1970年代の車庫の作業台のイメージ(実在の場所、商品ではありません)

1985年には、Wikipedia によれば、日常向きのサングラス Frogskin(のちの Frogskins)が出た。日本製だったという。Frogskins は、別の記事で、詳しく読める。

1990年代から2000年代

上場、アパレル、そしてグループへ

WWD JAPAN と Wikipedia は、1995年に上場したと書く。アパレルとフットウェアへの進出は、FASHIONSNAP の年表では1998年、WWD JAPAN は「1990年代」と書く。FASHIONSNAP の年表には、2004年に世界初のデジタル・オーディオ・アイウェア、2006年にウィメンズコレクションを発表したとある。

イタリアの Luxottica による買収は、約21億ドルの取引として、WWD JAPAN と Wikipedia が一致して書く。ただし、年は、Wikipedia が2007年、WWD JAPAN が2001年と、資料で分かれる。Wikipedia は、2007年6月に計画が発表され、同年11月に完了したと、日付まで書いている。WWD JAPAN によれば、現在は、エシロールルックスオティカ(EssilorLuxottica)が擁するブランドである。

夜明けの薄い霧の中の、人のいないモトクロスのスタートゲート
イメージ画像(AI生成):夜明けのスタートゲートのイメージ(実在の場所、商品ではありません)

2010年代から2020年代

共同開発と、日本の旗艦店

FASHIONSNAP の年表によれば、2014年にグーグルのアイウェア型端末「Google Glass」の開発に関わり、2015年にはインテルとウェアラブル機器を共同開発した。2016年には、新しいライフスタイルライン「Oakley Neo Standard」を展開した。2020年には、東京・渋谷に、ブランド初のグローバル旗艦店を開いた。

50周年から、2026年へ

WWD JAPAN の記事の見出しによれば、2025年8月に、50周年のイベントが開かれ、2026年2月には、ミラノ・コルティナ冬季五輪で、カナダとフィンランドの代表の一部の選手に服を提供する、初の公式アパレルスポンサーに就いた。2026年3月には、マシュー・M・ウィリアムズが、アパレル、フットウェア、アクセサリー部門のクリエイティブ・ディレクターに就いた。詳しくは、「2026年の今」の記事で読める。

要点

POINTS
  • 1975年に、ジム・ジャナードが始めた。名は、飼っていたイングリッシュ・セッターの名 Oakley Anne にちなむ(Oakley 公式)。
  • 最初は、モトクロスのグリップ。その後のゴーグルが評判になり、1984年にアイウェア(サングラス)の分野に進んだ(FASHIONSNAP、WWD JAPAN、Wikipedia)。
  • 1990年代に、アパレルとフットウェアにも進出し、2026年3月には、マシュー・M・ウィリアムズが、その部門のクリエイティブ・ディレクターに就いた(WWD JAPAN、Hypebeast)。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:Oakley 公式「Oakley Heritage」 https://www.oakley.com/en-jp/lp/heritage FASHIONSNAP「「オークリー」とは?トップアスリートから愛される名品アイウェアからブランドの歴史まで」(最終更新2023年3月) https://www.fashionsnap.com/brand/oakley/ WWD JAPAN「米アイウエア「オークリー」、マシュー・M・ウィリアムズをアパレルなどのデザイナーに任命 事業拡大を促進」(2026年3月28日) https://www.wwdjapan.com/articles/2365899 Hypebeast JP「オークリーのクリエイティブ・ディレクターにマシュー・ウィリアムズが就任」(2026年3月26日) https://hypebeast.com/jp/2026/3/oakley-names-matthew-m-williams-creative-director-news Wikipedia「Oakley, Inc.」(年の補足) https://en.wikipedia.org/wiki/Oakley,_Inc. (確認日:2026年11月3日。公式サイトの沿革のページは、創業の年、創業者、名の由来のみ読めた(年表の本文は、画面から取れなかった)。1980年のゴーグル、1984年のサングラス、1985年の Frogskin は、Wikipedia の記述で、1984年は WWD JAPAN とも一致する。買収の年は、Wikipedia が2007年、WWD JAPAN が2001年と書き、資料で食い違うため、本文では、年を決めずに書いた。アパレルへの進出は、FASHIONSNAP が1998年、WWD JAPAN が1990年代と書く)

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