静かな作業場の窓辺に並んで立つ、オリーブ色のナイロン、黒のナイロン、生成りの帆布の3本の巻きと、木の作業台
BRANDS

PORTER、LUGGAGE LABEL、POTR──吉田カバンの3つのブランド

1962年の PORTER、1984年の LUGGAGE LABEL、そして、POTR。吉田カバンが持つ3つのブランドの成り立ちと、名前の由来を、資料で整理する。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.11.01 | 更新 2026.11.02 イメージ画像(AI生成):3つの素材のイメージ(実在の商品ではありません)
名前は、荷物を預かる人の仕事から。
3つのブランドは、同じ縫い手の、違う顔である。

PORTER

All About によれば、PORTER は、吉田カバンの最初の自社ブランドとして、1962年に生まれ、革の製品から始まった。DIME は、当時、自社のブランドを持つ日本のカバン会社は、少なかったと書く。名前は、ホテルなどで客のカバンを預かるポーターが、常にカバンに触れ、その良さを知る人であることに由来する(All About)。

LUGGAGE LABEL

DIME と All About によれば、LUGGAGE LABEL は、1984年に始まった、次の自社ブランドである。赤い十字の形のタグが付いた「LINER」シリーズが、同時に登場し、一時期は、会社を引っ張った。

木の作業台に並んだ、オレンジ、黒、オリーブ色の3つの工業用の糸巻きと、ファスナーの引き手の入った小皿
イメージ画像(AI生成):3つのブランドのイメージ(実在の商品ではありません)

POTR

吉田カバンの公式サイトのニュースによれば、2021年8月6日に、新ブランド「POTR」が発表された。公式サイトのブランド一覧には、PORTER、POTR、L.L.(LUGGAGE LABEL)の3つが並ぶ。WWD JAPAN も、吉田カバンの90年の特集で、PORTER、LUGGAGE LABEL、POTR(P.O.T.R.)の3つを取り上げた。同じタグのページは、2026年5月に、POTR の、いろいろなポケットのある基本のバッグ「Dissection」が出たと伝える。

普通の街のカバン屋さん

WWD JAPAN によれば、吉田カバンの人々は、自分たちを、「普通の街のカバン屋さん」と呼び、日本の伝統的なカバン職人と近くで仕事をしながら、先端のデザイナーブランドとも協力している。

要点

POINTS
  • PORTER は、1962年に生まれた吉田カバンの最初の自社ブランドで、名前は、ホテルで客のカバンを預かる、ポーターの仕事に由来する(DIME、All About)。
  • LUGGAGE LABEL は、1984年に始まり、赤い十字のタグの「LINER」シリーズとともに登場した(DIME、All About)。
  • WWD JAPAN は、現在のブランドとして、PORTER、LUGGAGE LABEL、POTR の3つを挙げる。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:DIME「『PORTER』はどう生まれた? メイド・イン・ジャパンにこだわる吉田カバンの創業物語」(2017年7月3日) https://dime.jp/genre/410345/ All About「PORTER(ポーター)の歴史」(2015年12月8日更新) https://allabout.co.jp/gm/gc/460674/ WWD JAPAN「吉田カバンの90年」(2025年12月26日) https://www.wwdjapan.com/?p=2286735 WWD JAPAN「PORTER」タグ(2026年) https://www.wwdjapan.com/brand_tag/porter 吉田カバン公式サイト「ニュース(カンパニー)」「ストーリー」 https://www.yoshidakaban.com/news/company/ (確認日:2026年10月27日。吉田カバンの公式サイトを、ブラウザ画面で読んだ。POTR の発表の日は、公式サイトのニュースの見出しに拠る。他のブランド名(HEAD PORTER など)は、成り立ちを確認できなかったので、取り上げていない)

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