白いシャツの前立てに、小さな色とりどりの飾りが並ぶ
THE CHARM SHIRT

チャーム・シャツ──ミラノの露店で生まれた、小さな遊び

シャツの前立てに、小さなチャームを縫いつける。ミラノの通りで、ブレスレット用のチャームを見つけたことから生まれたシャツと、2016年秋冬の再登場を、読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.10.17 | 更新 2026.10.23 | 読了 2分 イメージ画像(AI生成):チャーム・シャツのイメージ(実在の商品ではありません)
ブレスレットのための小さな飾りが、
シャツの上に、引っ越した。

思いついた場所

チャーム・シャツは、Paul Smith の、初期の、署名の一つになった。きっかけは、ミラノのモンテナポレオーネ通りだった。ポール・スミスが、妻のポーリーンを、待っていたとき、露店で、ブレスレットに付けるはずの、チャームを買った。そして、それを、シャツの前立て(ボタンの並ぶ部分)に、縫いつけることを、思いついた。

夕暮れのミラノの通りと、小さな金属の飾りを並べた露店
イメージ画像(AI生成):チャームを見つけた場所のイメージ(実在の商品ではありません)

2016年秋冬の再登場

チャーム・シャツは、2016年秋冬のコレクションで、ふたたび登場した。チャームには、ピースマーク(平和の印)や、虹が含まれる。それは、ポールの、平和と、前向きさのメッセージに、繋がっている、とGoogle Arts & Culture(英国ファッション協議会)は説明している。2016年秋冬のメンズの、シャツから取られた、虹のボタンの細部の写真も、紹介されている。

遊びの置き場所

チャーム・シャツの面白さは、遊びを、シャツの、ほんの小さな場所に、置いたことにある。型は、古典的なシャツ。そこに、小さな飾りが、並ぶ。「クラシックに、一捻り」の、一番小さな形である。

旅から、持ち帰る

ポール・スミスの発想は、旅先で、見つけた物から、始まることが多い。公式サイトの会社紹介も、アート、音楽、日常から、デザインの参照が引かれると述べている。ミラノの露店で、チャームを見つけたことも、その一つである。

写真プリントの柄の一つ、スパゲッティの皿も、日本で、飲食店の窓に飾る、ろう細工の食品(サンプル)を売る店を見つけたことから生まれた、と Google Arts & Culture は紹介している。

コバルトブルー、からし色、ピンク、白、緑の無地のシャツが並ぶレール
イメージ画像(AI生成):シャツのイメージ(実在の商品ではありません)

着るときの見方

  • 前立てを見る:チャームが、前立てに並ぶ位置と、数を確かめる
  • 他は、シンプルに:シャツ自体は、古典的な型なので、他を、無地や、落ち着いた色にして、小さな遊びを、引き立てる
  • 意味を知る:2016年の再登場では、平和と前向きさのメッセージが込められていた

要点

POINTS
  • ミラノの露店で買ったチャームを、シャツの前立てに縫いつけたのが、始まりである。
  • 2016年秋冬のコレクションで、ふたたび登場した。
  • 古典的なシャツの、小さな場所に、遊びを置いている。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:Google Arts & Culture「The Career of Sir Paul Smith」(British Fashion Council) https://artsandculture.google.com/story/the-career-of-sir-paul-smith-british-fashion-council/HgXRYCD8C3pHIg?hl=en Paul Smith 公式サイト「Company History」 https://www.paulsmith.com/uk/info/company-history (確認日:2026年10月17日)

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