1本のペイズリー
ETRO 公式の商品ページの名前は、「SILK TIE WITH FLORAL PAISLEY MOTIF」。花を合わせたペイズリー柄の、シルクのタイである。公式は、「花のペイズリーを、全面にプリントした、純シルクのタイ。柄は、先端で薄れる」と説明する。内側のラベルに、ETRO のロゴが入ることも、公式が書く。
素材と、寸法
素材は、シルク100%。生産国は、イタリア。長さ150cm、幅8cmで、サイズは、ワンサイズである。柄の作り方については、公式は、「全面プリント」と書くだけで、織りか、刷りかという技法の呼び名は、書いていない。

先端で薄れる柄
このタイで、いちばん目を引くのは、柄の終わり方である。公式の説明では、ペイズリーは、全面に広がりながら、先端に向かって、薄れていく。1本の細い帯の中で、柄の濃さが、端に向かって、変わっていく。
ペイズリーとは
ETRO 公式は、ペイズリーを、「中央アジアで、ナツメヤシの花を表した柄。滋養、繁栄、多産の象徴」と説明する。ETRO は、それを、自社の署名として採用した。時代ごとに、装飾的な仕上げ、手仕事のディテール、鮮やかな色、花やストライプとの組み合わせなど、さまざまに解釈し直してきた、という。
ETRO が、最初に、独自のペイズリーを発表したのは、1981年とされる。その歩みは、「カシミールから、ミラノへ──ETRO のペイズリーを読む」の記事で読める。
色
公式の、このページに載る色は、グリーンの1色である。
選ぶときの見方
まず、柄の見え方を、写真か、実物で確かめる。このタイは、柄が先端で薄れるので、柄の濃さが、どう変わるかを見る。次に、色。シャツやジャケットの色と並べて、ペイズリーの印象を決める。シルクの手入れは、公式の表示に従う。日本で扱う色や、取扱店の表記は、公式のページと異なることがあるので、購入の前に、取扱店の表示で確かめてほしい。


