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木のトレーに並んだ、さまざまな色の糸巻き
SIGNATURE STRIPE

シグネチャー・ストライプ──色糸の実験から生まれた、40色の縞

ほとんど偶然に生まれた、Paul Smith のストライプ。厚紙に色糸を巻く「ウィンディング」から、40色の縞になるまで、公式サイトの説明で読む。

文 Shiori Kinugasa | 公開 2026.10.17 | 更新 2026.10.23 | 読了 3分 イメージ画像(AI生成):色糸の実験のイメージ(実在の商品ではありません)
色は、立体的だ。
だから、縞は、手で作った。

ほとんど、偶然だった

ストライプは、Paul Smith の代名詞である。1970年代に、ノッティンガムの最初の店から、コレクションの一部だった。ただ、シグネチャー・ストライプが、どう始まったかは、あまり知られていない。何にも似ていない物を、作ろうとして、色の違う糸を、色々試すうちに、ほとんど偶然に、生まれた。

手で作る、縞

ポール・スミスは、つくり方を、こう説明している。「ウィンディングと呼ばれる方法で、厚紙に、何色もの糸を、巻きつけて、縞を重ねていく。色は、立体的で、手で作ると、色が、一番鮮やかに見える」。

どこに使うか

今も、シグネチャー・ストライプは、上質な素材で作る製品と、古典的な服の、意外な細部に、使われている。ポロシャツの襟の、さりげないパイピング。イタリア製の、牛革の財布の裏地。極細のメリノウールの、セーターのインターシャ(編み込み)。公式サイトは、これを、「時代を超える贅沢、変わらない品質、少しの個性」と表現する。

ネイビーのニットのポロの襟と、ピンクの裏地がのぞく革の財布
イメージ画像(AI生成):ストライプの使いどころのイメージ(実在の商品ではありません)

縞の中身

  • 色数:シグネチャー・ストライプは、40色でできている
  • 幅:帯の幅は、様々で、今は、デジタルで設計する
  • 色の組み合わせ:定番の配色の他、同系色の組み合わせも、コレクションに出る
  • ニットとシャツ:ニットは、インターシャで編み込み、シャツは、先染めの糸で織る

ストライプの仲間たち

シグネチャー・ストライプの他にも、ポール・スミスは、アーティスト・ストライプ、スポーツ・ストライプ、近年のサマー・ストライプを、作ってきた。アーティスト・ストライプは、2016年秋冬に登場し、表現主義の美術の、色の組み合わせに着想している。大胆なプリントにも、シャツの袖口、鞄の裏地、ジャケットの内側の縁取りのような、小さな細部にもなる。

気球と、ピンクの店

シグネチャー・ストライプは、空にも昇った。ストライプで包んだ、熱気球は、英国に残る、最後の、その種の工房で、全て、手で縫われた。気球の、外袋(エンベロープ)の高さは、22メートルを超える。翌年は、ロサンゼルスの、ピンクの店、メルローズの外壁を、「包みを解く」ように、中のストライプを見せる壁画にした。3人の画家が、5日かけ、15ガロンの塗料で、40色を、手と目で、混ぜながら描いた。

夕暮れの通りに面した、淡いピンクの壁の店と自転車
イメージ画像(AI生成):ピンクの店のイメージ(実在の商品ではありません)

着るときの見方

  • 細部から入る:襟のパイピングや、裏地の縞なら、日常の服に、混ぜやすい
  • 全面は、一点に:ニットやシャツの全面の縞は、他を無地にして、主役にする
  • 近づいて見る:40色の、隣り合う色の組み合わせを、じっくり味わう

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要点

POINTS
  • シグネチャー・ストライプは、40色でできている。色糸を試すうちに、ほとんど偶然に生まれた。
  • 厚紙に糸を巻く「ウィンディング」という方法で、手で作る。
  • 熱気球と、ロサンゼルスの店の壁画にもなった。
この記事を書いた人 Shiori Kinugasa
参考資料:Paul Smith 公式サイト「The Story Of Our Signature Stripe」 https://www.paulsmith.com/uk/discover/stories/the-story-of-our-signature-stripe Google Arts & Culture「The Career of Sir Paul Smith」(British Fashion Council) https://artsandculture.google.com/story/the-career-of-sir-paul-smith-british-fashion-council/HgXRYCD8C3pHIg?hl=en (公式サイトの確認日:2026年10月17日)

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